「こわもて番頭」菅氏がのぞかせた感傷 「拉致担当相」兼務1年、目立った成果なく

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鳥取県米子市の米子コンベンションセンターで、拉致問題担当相を兼ねる菅義偉官房長官(右)の話を聞く拉致被害者や特定失踪者らの家族3人=2019年11月4日午後、秋山信一撮影
鳥取県米子市の米子コンベンションセンターで、拉致問題担当相を兼ねる菅義偉官房長官(右)の話を聞く拉致被害者や特定失踪者らの家族3人=2019年11月4日午後、秋山信一撮影

 安倍政権の「こわもての番頭」として政府を仕切る菅義偉官房長官だが、兼務する拉致問題担当相としては就任から1年余、目立った成果を残せずにいる。菅氏自身、北朝鮮による拉致被害者や家族らに「大変申し訳ない」と語る。今月4日に鳥取県米子市で高齢の拉致被害者家族らと面会した際には、普段は見せない感傷的な表情を浮かべる一幕があった。

 4日午後、面会場所となった米子コンベンションセンターの会議室には、重たい空気が漂っていた。拉致被害者や拉致の疑いがある特定失踪者らの家族3人は、口々に「時の流れの残酷さ」を訴えた。

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