ベジタリアン議連発足 東京五輪・パラに向け公的支援のあり方など検討
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東京五輪・パラリンピックに向け、肉や魚を食べない「ベジタリアン」や、さらに卵や乳製品なども食べない「ビーガン」と呼ばれる菜食主義の訪日外国人が安心して観光できるよう環境整備を進めるため、有志の与野党議員が「ベジタリアン/ヴィーガン関連制度推進のための議員連盟」(ベジ議連)を6日、発足させた。菜食主義向け料理の認証マークの導入や菜食メニューに向けた公的支援のあり方など対応策を検討する。
訪日外国人の増加に伴って菜食主義者の訪日客も増加し、ベジ議連によると、ベジタリアンやビーガンの訪日客はムスリム訪日客よりも多いという統計もある。しかし、日本では豚肉や酒の飲食が禁止されたイスラム教徒が口にしても問題がないハラル食と比べ、「ベジ対応の店やメニューが圧倒的に少ない」「どこに行けばベジ料理を食べられるのかわからない」など、ベジタリアンやビーガンへの対応が諸外国と比べても遅れているとの指…
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