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事故後の廃炉作業が続く東京電力福島第1原発で、作業のミスなどによる原子力施設の運用ルール「保安規定」違反や、工期の遅れが相次いでいる。このため、原子力規制委員会は東電の作業態勢などに不十分な点がないかを調査し、東電の経営陣に態勢の充実を求める。
規制委の事務局の原子力規制庁によると、今夏に5、6号機の送電線の工事で配線ミスがあり、付属する設備から煙が出る騒ぎがあった。さらに、放射性物質の管理区域内で禁止されている、水分補給の設備が構内に設置され続け、作業員がその水を飲んでいたことも発覚。規制委は10月、…
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