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特集ワイド

歌舞伎俳優・松本幸四郎さん 談志師匠に導かれ新境地

インタビューに答える松本幸四郎さん=東京都中央区で、松竹提供

 歌舞伎俳優の松本幸四郎さん(46)は古典・新作歌舞伎の上演にとどまらず、現代劇や創作舞踊、フィギュアスケートと歌舞伎とのコラボレーションなど、さまざまな挑戦を続けてきた。希代のエンターテイナーが目指す先に、何があるのだろうか。【沢田石洋史】

 幸四郎さんが「師」と仰ぐ落語家がいる。「古典を現代に」と、古典落語に新たな息を吹き込んだ立川談志師匠(2011年に75歳で死去)。談志師匠は著書「談志 最後の落語論」(09年)のあとがきで、歌舞伎界で注目する役者を2人挙げている。十八代目中村勘三郎さん(12年に57歳で死去)、そして七代目市川染五郎時代の幸四郎さんである。師匠はこう書く。<勘三郎と染五郎、この二人しか知らない。この二人が贔屓(ひいき)、とでもいうか>

 その談志師匠、幸四郎さんのことを「人前でパンツを脱げるやつ」と評していた。だが幸四郎さんは恥ずかし…

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