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滝野隆浩の掃苔記

長岡の「不死鳥ネット」

 <滝野隆浩の掃苔記(そうたいき)>

 「急患の緊急連絡先が瞬時に救急隊に伝わるシステムが、長岡にはあるらしい」。そんな話を耳にして、詳しく話を聞きたくなった。単身世帯の急増で家族に連絡が取れず、全国の救急現場が困っているから。

 新潟県長岡市は4年前から、地元医師会などと「フェニックスネット」を始めた。在宅患者が対象。訪問看護師らがタブレット型端末で記録している情報を他の病院や介護事業所もインターネットで共有する。病歴、薬歴から経過記録、緊急連絡先まで端末で確認できる。1年後、市消防本部も加わった。

 救急隊員までが個人情報を扱うことには議論があったという。だが、現場は切迫している。1人暮らしの高齢者が会話ができないときどうするか。もし認知症だったら。権限を持つ人が端末を操作すれば、瞬時にかかりつけ医が判明する。看護師が病状を撮った最新の写真も見られる。容体が把握できれば判断は早くなる。実際、同ネットを活用できたケースでは現場にいた時間が3分以上短縮できた。

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