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介護崩壊

2040年への序章/4 退院推奨、説明や連携なく

ひっきりなしに電話が鳴り、ケアマネジャーがケアプラン作成などに追われる事務所=千葉市花見川区で、鈴木敬子撮影

 病気やけがで入院した人の平均在院日数が年々短くなっている。国が医療費抑制と病床確保を目的に、患者の入院日数が長くなるほど診療報酬を減額する改定を進めているからだ。「病院の外」に安心はあるのだろうか。

 ●背景に診療報酬減

 厚生労働省の調査では、病院の平均在院日数は1990年の47・4日から2017年は28・2日まで短くなった。65歳以上に限れば84年時点は87・2日だったが、17年は37・6日と半分以下になった。

 医療行為の対価として、公的保険から医療機関に支払われる診療報酬の増減は病院の経営に直結する。とりわけ入院診療は病院の大きな収益源だ。診療報酬は1点10円。現行制度では、急性期病院に支払われる1日1人当たりの入院基本料は1591~1332点。これに上乗せされる「初期加算」は、入院日数が14日以内なら1人1日450点、15~30日は192点だ。31日以降は加算ゼロ。国は診療報酬を調整し、入院日数を抑…

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