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ウミガラスのヒナ、今年も無事に巣立ち 天売島・最多23羽 

巣立ち直前のウミガラスのひな=環境省提供

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 絶滅危惧種の海鳥、ウミガラス(オロロン鳥)の国内唯一の繁殖地である天売島(北海道羽幌町)で今夏、ヒナ23羽が巣立った。環境省羽幌自然保護官事務所によると、巣立ちの成功は9年連続で、巣立ち数は過去20年の調査で最多となった。飛来数は昨年比で4羽多い62羽で、つがいは1組少ない26組だった。

 ウミガラスは体長40~45センチ。環境省のレッドリストでは「ごく近い将来に野生での絶滅の危険性が極めて高い種」として絶滅危惧IAに分類される。繁殖地は、同じく道内の離島である松前小島、ユルリ島などにもあったが、現在は天売島のみ。島への飛来数は1960年代に8000羽と推定されたが、その後激減し、2000年代以降30羽前後で推移していた。

 同事務所は、島南西部の赤岩対崖など繁殖地2カ所で、デコイや音声装置を設置して繁殖個体を誘引。カメラによるモニタリング調査を続けたところ、24羽のヒナがふ化し、そのうち23羽が7月16日~8月3日に巣立ったという。担当者は「ひなを狙うカラスの捕獲などで増加傾向にある。飛来数を100羽まで増やしたい」としている。【真貝恒平】

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