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「横浜ファースト」IR事業者、はやPR合戦 誘致表明の横浜で広告や福引

産業展の開催発表で記念撮影する(左から)クリス・ゴードン氏、ローレンス・ホー氏、川本守彦氏、(一人おいて)ジョージ・タナシェビッチ氏=横浜市中区で2019年11月7日午後2時15分、樋口淳也撮影

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 カジノを含む統合型リゾート(IR)の横浜港・山下ふ頭への誘致を巡り、IR事業者によるPR合戦が本格化してきた。横浜市は来年度中に実施方針を定め、続いて事業者公募を行う予定だが、既に主要駅での広告など市民向けのアピールを進める事業者も現れている。【樋口淳也、田中義宏】

 IRは国内で最大3カ所整備される。横浜市のほか大阪府・市、和歌山県、長崎県の4地域が名乗りを上げている。観光庁の調査などによると、北海道、千葉市、東京都、名古屋市も検討中とされる。

 「横浜ファースト。東京ではなく、横浜だ」。7日、横浜市中区の横浜商工会議所のホールで開かれた「横浜 統合型リゾート産業展」(来年1月開催予定)の発表会。登壇した香港のIR企業「メルコリゾーツ&エンターテインメント」会長兼最高経営責任者のローレンス・ホー氏はこう述べ、横浜での事業展開に意欲を示した。

 発表会には米国のIR企業「ウィン・リゾーツ」や「ラスベガス・サンズ」の幹部も登壇した。ウィンの日本法人代表、クリス・ゴードン氏は「横浜に注目している」と語り、世界屈指のIRを実現したい考えを強調した。サンズのグローバル開発マネージング・ダイレクター、ジョージ・タナシェビッチ氏も横浜市の林文子市長の誘致判断を評価した。

 メルコは7月、サッカーJ1の横浜Fマリノスとパートナーシップ契約を結び、社名がユニホームを飾る。10月には女子テニスの大坂なおみ選手を横浜での入札活動に協力する「アンバサダー」に起用した。横浜駅に大型の広告を出しているほか、横浜市中区で10月にあった「野毛ハロウィン2019」にも協賛し、マカオ旅行券が当たる福引も行った。さらに市内の神社の縁日で手ぬぐいや煎餅を振る舞うなど、市民へのPRに躍起だ。

 ウィンも横浜に事務所を開設する準備を進めているという。

 林市長は7日の定例記者会見で「8月22日に誘致の準備をすると表明して、こういう動きが活発になったのだと思う」と述べた。

 ただ、こうした動きについて、IR誘致に反対する市民からは「露骨過ぎる」といった声も上がっている。ある市民は「IR事業者も本気だから、あの手この手でやってくるのは間違いない。事業者はIRの良いイメージばかりを並べる。感覚がまひしてしまわないか、心配だ」と話す。

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