メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

毎小ニュース

社会 海外で被爆証言、サーロー節子さん(その1) 少女時代から新聞好き

「本や新聞を読むことを大切にする家庭で育ちました」と語るサーロー節子さん=東京都千代田区で
ノーベル平和賞の授賞式で、ICANのベアトリス・フィン事務局長(左)と抱き合う被爆者のサーロー節子さん(左から2人目)=ノルウェー・オスロ市庁舎で2017年12月10日

[PR]

 カナダでらしながら広島ひろしま被爆ひばく証言しょうげんつづけてきたサーロー節子せつこさん(87)は、2017ねんのノーベル平和賞へいわしょう授賞式じゅしょうしき被爆ひばくしゃとしてはじめて演説えんぜつしました。おさないころから新聞しんぶんしたしみ、高校時代こうこうじだいには学校がっこう新聞しんぶん編集長へんしゅうちょうつとめました。それらの体験たいけん大人おとなになってからの活動かつどう基本きほんになっているそうです。【木村健二きむらけんじ

     サーローさんは、天皇陛下てんのうへいか即位そくいひろってもらうくに儀式ぎしき参列さんれつするために来日らいにちしました。参列さんれつ日系にっけいカナダじん代表だいひょうするかたちでした。11がつ下旬げじゅんまで日本にっぽん滞在たいざいする予定よていで、毎小まいしょうのインタビューにおうじてくれました。

     7にんきょうだいのすえとしてそだったサーローさんは、ほん新聞しんぶんきな少女しょうじょでした。「どんなことがいてあるの?」。広島ひろしま地元紙じもとし中国新聞ちゅうごくしんぶんにするおとうさんらにせがんで、記事きじのポイントをんでもらっていました。

     広島女学院ひろしまじょがくいん高等女学校こうとうじょがっこういま広島女学院ひろしまじょがくいん中学ちゅうがく高校こうこう)の入学試験にゅうがくしけんでは、新聞しんぶんんでられた知識ちしきかされました。面接めんせつで、アメリカのルーズベルト大統領だいとうりょう当時とうじ外国がいこく首脳しゅのう名前なまえげながら自分じぶん意見いけんべ、先生せんせいたちをおどろかせたそうです。

    高校こうこう新聞しんぶんづくりに熱中ねっちゅう

     広島ひろしままちはアメリカぐんによって原子爆弾げんしばくだんとされ、野原のはらになってしまいました。絶望ぜつぼうなかにも希望きぼうひかりえました。戦争せんそうちゅう自由じゆうにものがえませんでしたが、戦後せんごあたらしい憲法けんぽう自由じゆうになりました。女性じょせい参政権さんせいけんみとめられるようになりました。サーローさんは「広島女学院ひろしまじょがくいん高校こうこう新聞しんぶん」を創刊そうかんし、編集長へんしゅうちょうきました。つくかた中国新聞ちゅうごくしんぶんまなび、学校がっこうなかきた出来事できごと報告ほうこくしました。広島女学院大学ひろしまじょがくいんだいがくすすんでも大学だいがく新聞しんぶん創刊そうかんかかわりました。

     新聞しんぶんづくりに熱中ねっちゅうした青春時代せいしゅんじだいについて、サーローさんは「わかおんなでも自分じぶんおもいをい、かちえる時代じだいがやってきて、本当ほんとうにうれしかった」とかえります。「たえず知識ちしき情報じょうほう吸収きゅうしゅうしたいというつよ願望がんぼうってそだちました。おさなとき、10だい体験たいけんが、大人おとなになって平和へいわ軍縮ぐんしゅく仕事しごとをするうえで基本きほんになっているとおもいます」=2めんにつづく

    おすすめ記事
    広告
    毎日新聞のアカウント
    ピックアップ
    話題の記事

    アクセスランキング

    毎時01分更新

    1. 3分でわかる政治の基礎知識 「27億円」秋篠宮さまが公費支出に疑問 大嘗祭の秘儀と費用

    2. 奈良・興福寺 ドイツ出身の僧侶が難行「竪義」合格 口頭試問の解答は全て漢文

    3. 「桜を見る会、気にくわない」安倍首相写るポスター損壊容疑 80歳男逮捕 兵庫

    4. 月夜に浮かぶ「青い池」 幻想的な光景に感嘆 北海道・美瑛

    5. 声変わり前の中学生が女子高生のふり 出会い系アプリで誘い暴行

    編集部のオススメ記事

    のマークについて

    今週のおすすめ
    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです