メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

ナガサキ平和リレー

/284 県内に公文書館設置を /長崎

「長崎の証言の会」の事務所で、鎌田さんの遺品を整理する森口さん

 被爆者や戦時中のことを知る人が少なくなる中、当時を検証するため重要な役割を果たすのが、長崎原爆に関する資料や戦後の復興期の行政文書だ。県内には公文書館がなく、長崎の近現代史の研究者や被爆者らは、民間の所蔵では散逸する恐れがあるとして公的機関で保存・活用するよう求めている。

 被爆証言誌を刊行する「長崎の証言の会」事務所(長崎市目覚町)に多くの段ボール箱が積み上がる。同会設立者の一人、鎌田定夫さん(故人)の遺品だ。在韓被爆者支援の記録、反原爆の詩をつづった山田かんさん(故人)の同人誌など約700点。今年の創刊50年に合わせ、同会の森口貢事務局長(83)らが昨年から、鎌田さんの自宅を整理し収集した。森口さんは「目録作成で精いっぱい。事務所の保管能力も限界で、私がいなくなったら資料はどうなるのか」と嘆く。

 戦後74年が過ぎ、保存の必要が高まる原爆や戦争の資料だが、個人や民間団体での管理には限界もある。長…

この記事は有料記事です。

残り686文字(全文1090文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 白いマダコを展示 水族館スタッフ「擬態できず、苦労したと思う」 下関・海響館

  2. 立憲、ジャパンライフ会長と首相「35年来の知人だった可能性」指摘

  3. 「世界に風穴を開けるのは発達障害」 自身もアスペルガーのカウンセラー「グレタ現象」を語る

  4. インフルエンザ 広島市が注意報 /広島

  5. 世界の雑記帳 捨て犬かと思ったら、純血種のディンゴ 豪民家の裏庭で発見

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです