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冠水で「孤島」になった避難所での一夜、備えの重要さ痛感

冠水した交差点で交通規制をする人。間もなく人が立てないほどの水深になった=千葉県茂原市茂原で2019年10月25日午後2時59分、金沢衛撮影

 10月25日に千葉県を襲った台風21号の影響による記録的な大雨は、河川に氾濫をもたらし、まちの風景を一変させた。県中央部にある茂原市で大雨の取材をしていた記者も冠水にはばまれて動けなくなり、近くの高い場所にあった工務店に避難させてもらった。湖のようになったまちに残された「孤島」で他の避難者とともに身を寄せ合い、ボートで脱出後は避難所で一夜を過ごした。災害は誰にでも突然訪れる。その教訓を身をもって知った被災体験を振り返りたい。【茂原通信部・金沢衛】

 記者は25日、大雨取材のため、昼から市街地を流れる一宮川の周辺などを歩いて取材していた。午後3時ごろ、支流の豊田川との合流地点にさしかかったところで、両河川の上流部から水があふれているのが見えた。合流地点にかかる茂原橋から延びる道路は冠水して通れず、上流から膝まで水につかった人たちが歩いて逃げてきた。橋周辺で写真を撮影していたのは20分ほど。振り返ると、歩いてきた下流側の道路にも川からあふれた水…

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