「生きづらさ」でつながるポータルサイト開設 苦しさ、弱さを発信しよう

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
ポータルサイト「生きづらさJAPAN」を開設した双極性障害のなおさん(中央)ら=東京都内で2019年9月25日午後6時48分、塩田彩撮影
ポータルサイト「生きづらさJAPAN」を開設した双極性障害のなおさん(中央)ら=東京都内で2019年9月25日午後6時48分、塩田彩撮影

 精神疾患や性的マイノリティーなどの当事者4人が、生きづらさを抱える人たちをウェブ上でつなぐポータルサイト「生きづらさJAPAN」(https://ikidurasajapan.club/)を開設した。一言で「生きづらさ」といっても、事情は人によって違う。でも「普通」や「マジョリティー」であることに価値を見いだそうとする社会に息苦しさを感じる点では共通する。ポータルサイトは、そうした息苦しさを当事者同士の交流で打破しようとする試みだ。【塩田彩/統合デジタル取材センター】

生きづらさを縦割りで考えない

 「『生きづらさ』の形はさまざまです。身体障害、精神障害、発達障害、ひきこもり、不登校、セクシャルマイノリティ、がん、難病・・・・・・。『生きづらさJAPAN』では、『生きづらさ』を縦割りで考えることはしません」。ウェブサイトには、こんなメッセージが掲げられている。

 双極性障害を抱える東京都荒川区のなおさん(43)=活動名▽セクシュアルマイノリティーで発達障害のある同区のがきんちょさん(49)=同▽計10年以上のひきこもり経験がある横浜市の平野立樹さん(36)▽発達障害の一つで注意欠陥多動性障害(ADHD)のまるいまいさん(24)=同――の4人が9月に開設した。

 …

この記事は有料記事です。

残り2065文字(全文2601文字)

あわせて読みたい

この記事の筆者
すべて見る

注目の特集