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時代の風

悪弊の刷新 足元の一歩から=藻谷浩介・日本総合研究所主席研究員

日本総研の藻谷浩介主席研究員=東京都千代田区で2019年5月10日、宮間俊樹撮影

 やらねばならないことをやらないまま、何年も過ぎてしまうことがある。問題が顕在化してから、「あのときに手を付けておけば」と悔やんでも、簡単に改善はできない。誰でも身に覚えがある話だろうが、日本社会全体も、そのようなことを繰り返してきた。

 典型が日本の英語教育だろう。英語の発音ができない日本人教師が、読解に偏ったカリキュラムを教える今の体制では、何年学んでも実用会話は身に付かない。ビジネスメールや注意書きといった、実用文を書く訓練もできない。国際ビジネス展開などの際に大きな障害となってきたが、訪日外国人急増で、海外に行かない人にとってもひとごとではなくなってきた。

 これは、「大学入試に会話や英作文の民間試験を導入すれば何とかなる」問題ではもちろんない。民間の英会…

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