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台風被害 住宅再建、足りぬ支援金 「全壊」最大300万円 「半壊」は対象外

乾燥させるために床板をはがした自宅で、掃除をする渡辺教子さん=福島県本宮市で2019年10月28日、渡部直樹撮影

 10月の台風19号や台風21号の影響による大雨で、全国の8万9000棟を超える住宅が被災した。災害によって我が家を失ったり、リフォームが必要になったりした人のため、被災者生活再建支援法による国の援助があるが、受け取れる支援金は最大でも300万円。被災者からは「不十分」との声が漏れる。【渡部直樹、安藤いく子、岩崎歩、小川祐希】

 「国の支援金だけじゃ足りないですよ」。台風19号の影響で市街地が浸水した福島県本宮(もとみや)市の本宮地区。渡辺教子(のりこ)さん(60)は肩を落とした。

 木造2階建ての我が家は27年前、3000万円近いローンを組んで建てた。ガラス瓶メーカーの正社員として女手一つで息子を育てながら返済し、完済まで残り2、3年。そこへ豪雨が襲った。1階天井近くまで浸水し、水は壁の断熱材などにも染み込んだ。床板や壁材は全て張り替えが必要だ。業者から修理には600万円以上かかると言われている。

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