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黄金世代を追え

新十両の豊昇龍、琴勝峰 そろって白星発進 九州場所初日

塩をまく豊昇龍=福岡市・福岡国際センターで2019年11月10日午後2時37分、村社拓信撮影

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 大相撲で「黄金世代」とも呼ぶべき若手たちが注目を集めつつある。九州場所は、元横綱・朝青龍のおいで昨年初場所で初土俵を踏んだばかりの豊昇龍(20)=立浪部屋=と、同学年の琴手計改め琴勝峰(20)=佐渡ケ嶽部屋=が早くも新十両昇進を果たした。幕下上位では、東4枚目の塚原(20)=春日野部屋=や東7枚目の納谷(19)=大嶽部屋=が2人を追う。いずれも、昨年春に高校を卒業したばかりの1999年度生まれの若者たち。激しい出世争いを追う。

豊昇龍は立ち合いから一気 琴勝峰は休まず攻めて

 大相撲九州場所初日の10日、豊昇龍と琴勝峰は、関取として初めての取組をともに白星で飾った。

明瀬山(右)を内掛けで転がし、新十両で初白星を挙げた豊昇龍=福岡市・福岡国際センターで2019年11月10日午後2時38分、村社拓信撮影

 西13枚目の豊昇龍は東14枚目の明瀬山(34)と対戦した。体重122キロの豊昇龍は、立ち合いの突っ張りから186キロの相手を攻め立て、一気に土俵際に追い詰めた。

 ここで体重差のある明瀬山にこらえられたが、逆襲しようという相手の意表を突くように、内掛けで倒した。叔父の朝青龍をほうふつとさせる闘志に加えて、巧みな技を見せた豊昇龍は「思ったより相手は重かった。勝ててよかった」とほっとした様子だった。

 十両になると、まげを大いちょうに結い、鮮やかな化粧回しを付けて土俵入りをする。力水をつけてもらい、塩をまくのも十両の土俵から。取組までの所作が増えるが、豊昇龍は「何回も見ていたから大丈夫」と間違えることなく終えた。締め込みは「好きな色」という青。叔父からは「頑張れ」と激励されたという。

臥牙丸(背中)の攻めをこらえて勝利を収めた琴勝峰=福岡市・福岡国際センターで2019年11月10日午後2時41分、村社拓信撮影

 東13枚目の琴勝峰は190センチ、159キロと既に堂々たる体格だが、初日の相手は40キロも重い西12枚目の臥牙丸(32)。休まず攻めて寄り切り、「あまり考えずに前に前に攻めようと思っていた。立ち合いは自分のタイミングで、足もしっかり踏んでいた」と振り返った。

 髪は大いちょうを結えるほどには伸びておらず、ちょんまげのままでの新十両勝利。取組を待つ土俵下では、豊昇龍が勝った一番を見届けていた。「負けてられないと思った。ぐっとくるものがあった」という。埼玉栄高で同学年だった塚原も幕下で白星発進した。ライバルたちとの競争はますます激しくなりそうだ。【村社拓信】

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