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被災の吹奏楽部が支援感謝の演奏 郡山・帝京安積高

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災害ゴミの仮置き場だった近くの公園で地域住民を前に演奏を披露する帝京安積高吹奏楽部の部員たち=福島県郡山市で2019年11月10日、和田大典撮影

 台風19号の大雨で阿武隈川の支流が氾濫し校舎が浸水した帝京安積高校(福島県郡山市)の吹奏楽部が10日、近隣住民を招いて屋外コンサートを開いた。

災害ゴミの仮置き場だった公園で、帝京安積高吹奏楽部の部員たちの演奏を手拍子して聴く住民たち=福島県郡山市で2019年11月10日、和田大典撮影

 同校は1階が水につかり、約3週間の休校を余儀なくされた。24日の全日本マーチングコンテストに出場する吹奏楽部の練習場所だった1階ホールも泥水が流れ込み、木管楽器などが壊れた。しかし、コンテストで使う楽器はほぼ無事で、部員約50人は清掃など地域でボランティア活動もしながら、大会に向けて練習に励んできた。

 被災直後は部員や楽器を心配する声や応援のメッセージが同部のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)アカウントなどに多く寄せられた。そうした声への感謝や、地域住民に元気になってほしいとの思いから、災害ゴミの仮置き場に一時なっていた近くの公園で演奏を披露。大会で演奏する曲や昭和の歌謡曲が被災した住宅街に響き渡ると、集まった約100人の住民から大きな拍手が送られた。

 近くに住む門守美代子さん(77)は「うちもタンスの上まで水がきてまだ片付けが続く毎日。今日は好きな曲が聴けてまた明日からまたがんばろうって気持ちになれました」と話した。演奏を終えた国分広太部長(18)は「たくさんの方々から応援をいただいて勇気づけられました。自分たちの演奏で皆さんが笑顔になってくれていたのでうれしかった。全国大会でも帝京安積らしい演奏をしたい」と話した。【和田大典】

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