SNSの落とし穴 「フィルターバブル」「エコーチェンバー」に注意を
毎日新聞
2019/11/12 09:30(最終更新 11/12 12:52)
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自分と同じ意見の人と接するのは心地よい。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)は現実世界より「同好の士」で集まりやすく反論を書く人を締め出すこともできる。異なる意見が見えなくなりがちなので「みんながそう言っている」かのような錯覚に陥らないよう注意しよう。
「フェイスブックを使っていると、自分の意見が正しくて『大勢が賛同している』と勘違いしている人がいると感じます」。IT企業に勤務しインターネットトラブルの啓発活動などに取り組む宮崎豊久さんはそう話す。
SNSは、知人や友人、自分が読みたいと思う投稿をする人を「友達」として登録したり、フォローしたりして利用する。自分と同じ意見の人や好ましい言葉に自然と囲まれていく仕組み自体が、勘違いが起きる要因の一つだ。
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