来年1月に始まるNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」で丹波ゆかりの戦国武将、明智光秀が主人公となる。同じく織田信長に仕え娘の玉(ガラシャ)の嫁ぎ先にもなったのが細川家。盟友だった細川藤孝(幽斎)と光秀は、本能寺の変を境に真逆の道を選ぶ。京都府宮津市国分の府立丹後郷土資料館で開催中の企画展「光秀と幽斎」では本能寺の瓦などを展示中。戦国武将が丹後の地で直面した「究極の選択」を知り、歴史の面白さを学ぶことができる。【安部拓輝】
室町時代の十五代将軍足利義昭の家臣だった藤孝。光秀は義昭の足軽衆だったようだ。藤孝は、義昭が織田信長に追放されると信長に従った。一足先に信長に仕えた光秀は才覚を見いだされ、重要な使命を与えられる。丹後・丹波の武将の攻略だ。当時はまだ義昭が幕府に返り咲く可能性もある。将軍への忠義を守るか信長という新勢力につくか、北京都は混乱期に入った。光秀は藤孝と二人三脚で黒井城(丹波市)を攻めて丹波を切り崩すと…
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