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終わらぬ恐怖

ナイジェリア報告 かすむ豊漁の記憶 湖枯渇、襲撃と二重苦

国内避難民キャンプで網の手入れをする漁師のウスマン・ブカルさん=ナイジェリア・ボルノ州で10月

 ナイジェリア、ニジェール、チャド、カメルーン計4カ国の国境地帯にあるチャド湖地方。かつては4カ国にまたがっていたチャド湖は、干ばつの影響で縮小し「消えゆく湖」として知られる。イスラム過激派の武装勢力「ボコ・ハラム」は、この地方の漁村も襲撃した。湖の枯渇と襲撃という二重の不安に、村を追われた漁師たちの苦悩は深い。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)などによると、チャド湖は1960年代前半には水面の面積が約2万5000平方キロあり、沿岸に複数の村があった。水量が減ってきたのは80年代ごろ。2010年には約1700平方キロまで小さくなった。地元のある漁師は「40年前の住居は湖のそばにあったが、今は約40キロも離れてしまった」と証言し、今も縮小が続いているとみられる。8、9月を中心にティラピアなどの魚が取れるが、…

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