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台風19号 茨城県内で浸水被害4659棟 重い被災者の修理負担

浸水した海野太一さんの自宅和室。床下を消毒し、乾燥させている=水戸市岩根町で2019年11月7日、川島一輝撮影

 台風19号の上陸から12日で1カ月。大雨による建物への浸水被害は、茨城県内で4659棟に上り、被災者には自宅修理の費用負担が重くのしかかる。農地や農機具が浸水し、生活の糧を失った農家もいる。再建を見通すのは難しいのが実情だ。【川島一輝、小林杏花、鳥井真平】

 那珂川の氾濫で浸水被害を受けた常陸大宮市野口地区。決壊した堤防の前に住んでいた皆川晃さん(59)は、4代続いた農業を廃業し、先祖から受け継いだ土地を離れる決心をした。当面はスーパーでのアルバイトで生計を立てる。

 自宅前に広がる9アールの畑は浸水し、農機具も故障した。主力のトマトのビニールハウスは骨組みが変形し、内部にも泥が流れ込んだ。借金して元に戻しても、その借金を返すのに20年以上かかるという。築80年近い自宅も1階が床上1・6メートルまで浸水して壁や床の損傷が激しく、再建は諦めた。

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