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終わらぬ恐怖

ナイジェリア報告 父と子、決死の再会 子ども1000人超が拉致被害

再会した時の話をしながら笑顔を見せる国内避難民のシェティマ・アリサウラさん(左)と息子のアクラ・シェティマさん=ナイジェリア・ボルノ州マイドゥグリで2019年9月

 「もう二度と離さない」。ぎゅっと抱き寄せる父に、14歳の息子は照れ笑いした。イスラム過激派の武装勢力「ボコ・ハラム」に拉致されていた少年。1年前、赤十字国際委員会(ICRC)の支援で、父子は3年ぶりに再会を果たした。「もう死んだのかもしれない、と思うこともあった」。絶望の淵を見た父の言葉は、ボコ・ハラムの罪の深さを感じさせた。

 シェティマ・アリサウラさん(45)とアクラ・シェティマさん(14)父子は現在、ナイジェリア北東部ボルノ州の州都マイドゥグリの国内避難民キャンプで生活している。2015年1月、同州東部の町で、自宅がボコ・ハラムに襲われ、当時10歳だったアクラさんが連れ去られた。その後、ボコ・ハラムの拠点で子どもたち15人と住宅の一室に入れられた。「ボコ・ハラムはたくさんの人を殺してきた。怖くてたまらなかった」とア…

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