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茨城県茨城町で生産される「飯沼栗」は目を見張るほど大きい高級栗だ。一粒が鶏卵ほどもあり、甘みも強い。これまでほとんどが東京都内の市場に出荷され、地元でも知る人ぞ知る秋の味覚だった。一つのいがに一つの大きい実ができる門外不出の「一毬一果(いっきゅういっか)」とは、どんな栽培法なのだろうか。【三股智子】
茨城町下飯沼の下飯沼栗生産販売組合では出荷作業が終盤にさしかかっていた。馬毛のブラシで磨かれた栗は、鬼皮のエナメル質がつやつやと輝く。小さな傷や虫食いの穴にも目を光らせ、サイズを選別していく。飯沼栗はその大きさから、他産地の栗とは等級が異なる。この日は、一般の「3L」以上に相当する「2L(長径39ミリ以上)」が中心だった。
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