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舞台芸術の流れ変える場誕生=宮城聰 演出家・東京芸術祭総合ディレクター

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 この秋の東京の舞台芸術界で二つ、画期的な出来事があった。一つは池袋に竣工(しゅんこう)した新たな劇場群、もう一つは東京芸術祭ワールドコンペティションの開催である。

 東京芸術祭については、僕は総合ディレクターという立場なので何を書いても手前みそになってしまうが、でも本当に歴史的な事件だったのでここで述べさせていただきたい。

 まず「東京芸術祭」とは、毎年10~11月に豊島区エリアを中心に開催される舞台芸術フェスティバルで、以前から秋に開催されていた東京都や豊島区の舞台芸術イベント5事業を糾合したものである。東京芸術祭という名称は2016年から使われるようになったが、実質的にスタートしたのは、まだ昨年のことだ。

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