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科学の森

重力波で迫る宇宙の姿 KAGRA完成、年内にも本格稼働

 宇宙から伝わる重力波を捉える大型低温重力波望遠鏡「KAGRA(かぐら)」が岐阜県飛驒市に今秋完成し、年内にも本格的な観測が始まる。独自の工夫が凝らされた装置で、従来の天文学では実現できなかった宇宙誕生の謎に迫る発見が期待されている。【千葉紀和】

 ●時空のゆがみ観測

 「今までの天文学は光や電磁波を使って観測してきた。これから重力波という全く違う宇宙の観測方法が始まる。重力波でなければ見えない宇宙の姿を解明したい」。10月4日、現地であったかぐらの完成式典。計画を進めてきた東京大学宇宙線研究所の梶田隆章所長はこう意気込んだ。

 重力波は「時空のゆがみが波のように伝わる現象」と表現される。質量(重さ)を持つ物は、その重力で周り…

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