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陛下の白装束、かがり火に照らされ 闇の中、即位の「秘事」厳粛に

「悠紀殿供饌の儀」のため、大嘗宮の帳殿に向かわれる皇后さま=皇居・東御苑で2019年11月14日午後6時38分(代表撮影)

 冷え込みが増す皇居・東御苑で14日夕から行われた大嘗宮(だいじょうきゅう)の儀で、森閑とした闇の中、天皇陛下の白い装束姿がかがり火に照らされた。秋の収穫を祝う素朴な農民文化が源流とされる「秘事」が粛々と続いた。

 午後6時半すぎ。束にしたカヤにろうを塗った照明具である脂燭(ししょく)の火に照らされ、ゆっくりと回廊を進まれる天皇陛下の列が浮かび上がった。三種の神器のうち剣と璽(じ=まが玉)を持った侍従に続く陛下は純白の御祭服(ごさいふく)を着て、御菅蓋(おかんがい)と呼ばれるスゲで作った傘がさしかけられている。陛下の足元には別の侍従が葉薦(はごも)と呼ばれるイネ科の植物マコモの葉で編んだ敷物を敷き、通った後は次々と巻き取った。

 陛下が東方の悠紀殿(ゆきでん)に到着し、階段を上って入り口近くの外陣(げじん)に入ると、白いとばりが下ろされ、中の様子は何も見えなくなった。シーンとした敷地内には宮内庁楽部が奏する、新米が収穫された栃木県の風景などが詠み込まれた「風俗歌(ふぞくうた)」が流れた。

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