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古代文字を歩く

古代文明発祥の地エジプトには、人々を魅了する多くの遺跡がある。興味が尽きないのは、そこに刻まれた不思議な文字の数々だ。太古の人々は何を語っていたのか。悠久の時を越え、現代に残る古代文字の世界を歩いてみた。

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古代文字を歩く

/4止 ロゼッタストーン、謎解きの道標 大英博物館 -他言語にヒント-

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ロンドンの大英博物館に展示されているロゼッタストーン。ヒエログリフ解読のきっかけとなった=ロンドンの大英博物館で
ロンドンの大英博物館に展示されているロゼッタストーン。ヒエログリフ解読のきっかけとなった=ロンドンの大英博物館で

 ロンドンの大英博物館。「ロゼッタストーン」が展示されたガラスケースの前はいつも人だかりがしている。縦112センチ、横75センチ、厚さ28センチの石柱には、上から順に古代エジプトのヒエログリフ(神聖文字)、それを簡略化したデモティック(民衆文字)、そしてギリシャ文字が3段に分けて刻まれている。【カイロ篠田航一】

 1799年、エジプト遠征中のナポレオン率いるフランス軍が、北部ロゼッタ(アラビア語名ラシード)で発見。その後フランス軍を破った英国軍が戦利品として持ち帰った。

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