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収支報告なぜ違う 「桜を見る会」前夜祭→不記載 首相後援会の朝食会→記載

桜を見る会前夜祭でホテルから発行された5000円の領収書(画像の一部を加工しています)=山口県下関市で13日

 首相主催で開かれてきた「桜を見る会」は、安倍晋三首相の地元(山口県下関市など)からの参加者を事実上、首相の事務所が取りまとめていたことが明らかになった。一方、会の前日に催された前夜祭を含めたツアーは、地元旅行会社の企画という格好になっていたとみられ、野党や識者からは疑問の声が上がる。首相側は、なぜこのような処理をしたのか。

野党、識者 疑問の声

 関係者らの証言では、首相の地元支持者らは、東京への移動や宿泊、観光などがセットになったツアーの一環として、会に参加していた。マスコミに公表される首相の動静によると、前日には「安倍晋三後援会 桜を見る会前夜祭」などの名称で夕食会が催され、首相も出席している。会場は東京都内の有名ホテル宴会場で、5年間で最も多く使われた宴会場は、立食形式なら最大で約500人収容できる。

 参加者のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などには、前夜祭について「下関市・長門市そして山口県内外からの招待客約400人による安倍首相夫婦を囲んだ盛大なパーティー」「料理は結構出ました」といった記述がある。

 ツアーは地元旅行会社の企画という形になっているといい、過去に参加した元山口県下関市議も「飛行機で東京へ行き、貸し切りバスで行動した。ホテルは指定された。費用は自腹で、ホテルや旅行会社に直接払った」と証言する。ただ、ツアーの案内文には首相の地元事務所の連絡先が記載され、この元市議も「安倍事務所から『行きませんか』と連絡があり、応じたら案内状が来た」と話す。

 前夜祭の会費は5000円とされ、毎日新聞はホテル名で発行された領収書も確認した。このホテルがホームページで紹介する「パーティープラン」は「立食プラン(1人)1万1000円~」で、会費は相場より安いと言える。実際に1人5000円で開催したかについて、ホテルの広報担当者は「お客様のプライバシー…

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