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中国が北大教授解放 安倍首相が要請 習氏国賓来日向け懸案が一つ解決

菅義偉官房長官

 9月に北京を訪問し、中国当局に拘束されていた北海道大学の岩谷将(のぶ)教授が解放され、15日に帰国した。菅義偉官房長官が同日の記者会見で明らかにした。健康上の問題はないという。来春に予定される中国の習近平国家主席の国賓来日に向け、日中間の懸案が一つ解決した形だ。

 日本政府関係者によると、岩谷教授は家族と合流し、自宅に戻った。菅氏は、拘束理由について「具体的なことは承知していない」と述べるにとどめた。安倍晋三首相は解放について、首相官邸で記者団に「あらゆるレベルで早期帰国に向けて働きかけ、私自身、強く要請してきた。無事に帰国され、良かった」と語った。

 中国外務省は15日の記者会見で、岩谷教授は中国の国家機密に関わる資料を収集していたとして拘束され、当局が反スパイ法と刑法に違反した疑いで捜査していたと説明した。岩谷教授が容疑を認めて反省の意思を示し、始末書を提出するなどしたため保釈を決めたとしている。日中関係筋によると、岩谷教授は中国政府系シンクタンク「中国社会科学院」の招きで訪中していた。中国近現代史の専門家で、過去には防衛省防衛研究所などで…

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