文具大手のコクヨは15日、筆記具メーカーぺんてるの株を過半数取得し、連結子会社化を目指すと発表した。1株3500円で既存株主から買い取り、現在の37・8%から50%超へ持ち株比率を高める考え。一方、ぺんてるは「決して容認できない。強い憤りを覚える」とのコメントを発表し、子会社化に抵抗する姿勢を示しており、敵対的買収となる。
東京都内で記者会見したコクヨの黒田英邦社長は「コクヨ以外の第三者との間でぺんてるが資本提携を進めているとの情報があったため」と理由を説明した。黒田氏は社名を明らかにしなかったが、水面下で資本提携を進めていたのは文具メーカーのプラス(東京)とみられ、今後「ぺんてる争奪戦」に発展する可能性がある。プラスは「コメントを控える」としている。
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