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ウマ女十番勝負

(6)マイルCS G1でも金 ダノンキングリー

2018年のマイルCSを制したステルヴィオ=JRA提供

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 デジタル編集部の“真希バオー”こと中嶋真希記者が下半期G1シリーズ計12戦を予想します。第6弾は、秋のマイル王を決めるマイルチャンピオンシップ(CS)=京都1600メートル、17日午後3時40分発走。G1馬が5頭出走するも、確たる軸馬は不在。霧が深く本命馬が見えない中、競馬担当30年の師匠、松沢一憲記者が残したのは、「カギは、リチャード・キンブルが握っている」という不可解なメッセージ。勝利をつかむ“真犯人”はどの馬だ--!?【中嶋真希】

 「競馬の楽しさをもっと広めたい」と、今季から師匠とTikTok(https://www.tiktok.com/@umajo10ban)を始めた真希バオー。レースの雑学や予想キーワードを紹介するという15秒の短い動画をアップしている。この動画、馬好きが集まる門前仲町の飲み屋「まぐろとねっこ倶楽部」のママが毎回楽しみにしているというのだ。「動画でオレが何を言ってるのか、まったく聞き取れなくておもしろいんだってよ」と落ち込んでいるのは、お世辞にも滑舌がいいとは言えない師匠の松沢記者だ。

 いつもはべらんめえ調の師匠だが、「本当はもっと上手にしゃべれるんだけどな」としょんぼり。「普段から何言ってるのかよくわからないじゃないですか」と笑う真希バオーに、「バカヤロー、弟子ならもっと師匠を敬え」と、やっと師匠はいつもの調子が戻ったようだ。

 今週のマイルCSは、1番人気が9年勝っていない。「ただ、この7年は馬連の配当が4000円未満と、荒れてはいないんだよな」と師匠。「そろそろ荒れるころじゃないか。今年は信頼できる軸馬が不在。穴を狙えるぞ」と鼻息が荒い。

 「このレースのカギを握るのは、リチャード・キンブルだよ」と師匠。「へ? ギャンブル? チャンプルー?」と真希バオーはポカン。「知らないだろうな。1960年代に放送されたドラマ『逃亡者』の主人公だよ。ぬれぎぬを着せられた医師が逃走しながら、真犯人を捜すんだ。教えてやろうか、キンブルのように逃亡劇Vを演じる馬を」。師匠が予想する事件の真相は--。

松沢記者の本命は……

 ◎マイスタイル、○ダノンキングリー、▲レイエンダ、△ダノンプレミアム、△ダイアトニック、△インディチャンプ

 「キンブルを演じるのは、田中勝春騎手とマイスタイルだ」と師匠。「3カ月の休み明けで臨んだ前走のスワンステークス(S)=京都1400メートル=は4分の1馬身差3着と好走。2走前の函館記念(函館2000メートル)は逃げ粘って重賞初制覇。G2、G3で好走しているから、G1のメンバーに交じっても見劣りしない。京都の平たんコースなら、ゲートを出てまず噴射、4コーナーでさらに噴射と2段式ロケットで勝利をつかむ。ほかに確たる逃げ馬が不在で、一気に逃げ切りが期待できる」と期待する。

真希バオーの大胆予想

 「がんばれ!」応援馬券(単勝500円+複勝500円=1000円)

真希バオーの応援馬券

 ◎ダノンキングリー

 皐月賞、ダービーと本命にしてきたダノンキングリー。今度こそG1で金メダルをゲットして“金グリー”に進化する。

 前走の毎日王冠(東京1800メートル)は、余裕の手応えで差し切ったキングリーに興奮した。古馬相手にも十分通用すると証明した。「ほーらね。キングリーの時代ですよ」と思わずドヤ顔になった。

 ダービー(東京2400メートル)でクビ差2着の悔しさがあったからこそ、毎日王冠の勝利はうれしかった。ダービーはゴールから少し離れた場所で見ていたため、直線でグイグイと上がってきたキングリーを見て、差し切ったと勘違い。涙を流して喜んでしまった。あらやだ、恥ずかしい。皐月賞では負けたサートゥルナーリアとヴェロックスを差したのはうれしかったが、栄光をつかめなかったのは悔しかった。

 ずっとコンビを組んできた戸崎騎手は、4日に浦和競馬場で開かれたJBCレディスクラシックで落馬し、負傷。復帰までにかなりの時間がかかりそうだと言われている。キングリーに乗れなくなってしまったのは残念だが、戸崎騎手の無念を横山典弘騎手が晴らしてくれるだろう。ノリさん、“神騎乗”に期待しています!

ラッキー2年ぶりG1勝利 スカーレットカラーは7着

 京都競馬場で10日に行われたエリザベス女王杯は、3番人気で師匠の本命、ラッキーライラックが勝利。2着に7番人気のクロコスミア、3着に1番人気のラヴズオンリーユーが入った。真希バオーの本命、スカーレットカラーは7着だったが、次走への期待が持てる走りだった。

 熱気に包まれた東京都内のウインズのモニターでパドックを見た。スカーレットカラーの馬体は相変わらずピカピカ。表情からもやる気が伝わってくるが、体重はプラス14キロ。ムム、2200メートルを走るには、少し重いか。ラッキーライラックも、前走の府中牝馬Sの時よりも、いい仕上がりに見えた。ライバルは手ごわいぞ。

 ゲートを飛び出すと、5番手でレースを進めたスカーレットカラー。後方で脚をためることが多い馬だから、いつもよりも前にいることが気になった。直線は外に出したが、いつもの脚色は見られず、7着。外枠が響いたか。しかし、勝ち馬との差はわずか0.6秒差。この馬らしい切れ味が生かせる舞台なら、再び勝利をつかむことができるだろう。

 本命が負けたのは残念だが、勝ったラッキーライラックの走りは見事だった。32秒8の脚を使ってインから猛烈に追い込んできたのはしびれた。騎乗したスミヨン騎手は、ラッキーの父オルフェーヴルと凱旋門賞でコンビを組み、2年連続2着。娘とG1を勝利し、「無念を晴らした」とコメントしていた。アーモンドアイを相手に、何度も悔しい思いをしてきた馬がつかんだ栄光。スカーレットカラー、ラッキーライラックら4歳の“アーモンドアイ世代”の今後の活躍に期待したい。

★ ★ ★

 スプリンターズS 2100円払い戻し(単勝290円×5=1450円 複勝130円×5=650円)

 秋華賞 -1000円

 菊花賞 600円払い戻し(単勝外れ、複勝120×5=600円)

 天皇賞・秋 1350円払い戻し(単勝160円×5=800円 複勝110円×5=550円)

 エリザベス女王杯 -1000円

 収支 -940円

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