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「山とみ」の名物おかみ 柴田京子さん 笑顔で喜寿の再出発 /京都

新しい「山とみ」に立つ、柴田京子さん=京都市中京区で、南陽子撮影

 おでん鍋の湯気立つカウンターは10人も座ればいっぱいで、4人がけのテーブルが二つ。京都市中京区の先斗(ぽんと)町で生まれ育った柴田京子さん(77)が、名物おかみとして鳴らした町を離れ、同じのれんで新しくこぢんまりとした食事処(どころ)を開いて4カ月になる。

 新天地に選んだのは、先斗町から西へ600メートルほどの柳馬場(やなぎのばんば)通。不動産業者の紹介で店構えが一目で気に入ったが、借りられるのは7年間限り。「せっかくやるんやったら15年は頑張りたい」と断り、周囲に「何歳までやる計算なんや」とあきれられて考え直した。今は「7年は頑張ります」と笑顔で客を出迎える。

 花街の先斗町に、祖母がお茶屋「山登美」を開いたのは大正初期の1914年だった。母親を説得し、気取らずに飲める食事処「山とみ」に変えたのは64年。財界人、南座に出演する俳優や文化人にも愛され、さながら「サロン」として繁盛したが、55年目が終わる今年1月末で店を閉めた。

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