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日本音楽コンクール

第88回日本音楽コンクール/上 作曲部門・松本真結子/フルート部門・瀧本実里

松本真結子さん=根岸基弘撮影

 第88回日本音楽コンクール6部門の覇者を、本選開催順に紹介する。初回は「スロースターターだった」同年生まれの2人。【斉藤希史子】

 ◆作曲部門・松本真結子(24)=日本大大学院修了

驚きや喜び届ける

 今回の課題は室内楽曲。「風の形象 8人の奏者のための」と題し、変幻自在の風を音で表現した。生まれ育った長野市の風も「無意識のレベルで吹いているかも」と、自作を語る。

 キッチンペーパーを箱から引き出す▽おけの水をひしゃくでかき回す▽面ファスナーを一気にはがす――打楽器奏者は大忙しだ。バイオリンやチェロも、ふだん弓を当てない部分を弾くなど「新しい音」が満載。小道具をそろえるのに駆けずり回ったというが、その演奏風景は、目にも耳にも楽しかった。

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