メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

柳に風

実存のブルースの夜=松井宏員

 もう20年近く前、大阪・京橋の立ち飲み屋でブルースライブが開かれた。大阪でブルースといえばこの人、木村充揮(あつき)さんも舞台に立ったが、この夜の主人公は店の常連のおっちゃんだった。

 このおっちゃん、サラリーマンなのに長髪に派手なジャケットといういでたちはまるで漫才師のようで、酔ってはギターをかき鳴らして自作のブルースを歌う、実にけったいな人だった。

 ところが難病にかかり、手術は無理と病院にさじを投げられ、会社には肩をたたかれ早期退職。早い話がリストラされたのだ。おっちゃんのしょんぼりとした姿に心を痛めた常連さんたちが、元気付けようとライブを企画した。

この記事は有料記事です。

残り665文字(全文945文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 南西諸島でゴキブリ新種見つかる 国内で35年ぶり 多様性解明に一歩近づく

  2. 大学爆破予告容疑で阪大院生を再逮捕 「恒心教」名乗り繰り返す? 警視庁

  3. 大人気、耳にかけないマスク 「小耳症」の人にも 誰もが当たり前に着けられるように

  4. 三菱重工広島が初回に2点先制 松永、松原が連続適時二塁打 都市対抗

  5. 東京都、飲食店などに時短要請へ 25日午後5時からの記者会見で公表

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです