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危険、朽ちる100メートル観音像 兵庫・淡路島、80年代に建設

 兵庫県・淡路島で、1980年代初めに建設された高さ約100メートルの巨大観音像が所有者不在のまま放置されている。老朽化で外壁は崩れ、敷地も荒れ放題で廃虚化。現在は弁護士が管理しているが、高額な解体費用や税金がネックとなり、買い手が付かない状況だ。住民は台風などによる倒壊、不審者の侵入などに不安を募らせる。【目野創】

 島の北東岸、国道28号沿いにある「世界平和大観音像」(同県淡路市釜口)。地元出身の実業家の男性が1982年に建立した。コンクリート造りの観音像(高さ約80メートル)が5階建ての台座ビル(同20メートル)の上に載り、大阪湾に向かってそびえる。そばには高さ約40メートルの「十重の塔」も。日本最大の仏像という触れ込みで、観光施設として造られた。首付近に展望台があり、かつては台座内には美術品やクラシックカーが展示されてにぎわったという。

 地元関係者らによると、男性の死後の88年に妻が運営を引き継いだが、バブルが崩壊。妻も死去して2006年に施設は閉鎖された。遺族は相続を放棄し、現在は裁判所に選任された弁護士が管理。解体費用は億単位とみられ、神戸地裁による競売も行われたが買い手はなかった。

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