メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

読んであげて

なぞときの浮世絵師の娘/18

なぞときの浮世絵師の娘 18

 <広げよう おはなしの輪>

文(ぶん) 黒田志保子(くろだ・しほこ)絵(え) 井上朝美(いのうえ・あさみ)

 ◆第2部 八の字、お縄になる(五)

 お栄(えい)は、だまされたお年(とし)寄(よ)りたちの家(いえ)をいっけんいっけんたずねてまわりました。

「そいつは、どんな顔(かお)をしてましたか?」

 お栄(えい)は、お年(とし)寄(よ)りたちに、犯人(はんにん)の顔(かお)の特(とく)ちょうを聞(き)き、似顔絵(にがおえ)を描(か)いていきました。一人(ひとり)一人(ひとり)の話(はなし)を聞(き)いて絵(え)を描(か)いていくうちに、お栄(えい)の筆(ふで)の先(さき)から、犯人(はんにん)の顔(かお)がうかびあがってきました。絵(え)の中(なか)の犯人(はんにん)は、丸(まる)顔(がお)で、まゆ毛(げ)の細(ほそ)い、美(うつく)しい顔立(かおだ)ちの若者(わかもの)でした。

「なんだよ、八(はち)の字(じ)にぜんぜん似(に)てないじゃないか」

この記事は有料記事です。

残り1002文字(全文1428文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 農業後継者、高専、120年超す伝統校…センバツ21世紀枠 9候補はこんな学校

  2. JR茨木駅で男性転落、右足一部切断の重傷 約3万人に影響

  3. 白いマダコを展示 水族館スタッフ「擬態できず、苦労したと思う」 下関・海響館

  4. 転落死 男子中学生が転落死 インフルエンザで療養 広島 /広島

  5. 新千歳発の全日空機、引き返す 客室に「白い粉」拡散

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです