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「野菜」「ガンジャ」「罰」…ネットにあふれる薬物情報、若者の検挙増加

大麻とMDMAを巡って警察などに検挙された人数の推移

 大麻やMDMAは薬物の「ゲートウエー(入り口)ドラッグ」とも言われ、検挙される人数が増えている。合成麻薬MDMAの所持容疑で16日に逮捕された俳優の沢尻エリカ容疑者(33)も10年以上の薬物歴を明らかにしたという。専門家は「若者世代への対策を強化すべきだ」と警鐘を鳴らす。

 「野菜手押し 大口~単発まで! 配達は夜になります」「ガンジャ 美味(おい)しいのたくさん」「××(地域名)で手押しできる方いませんか。#野菜」「罰入りました」

 関係者によると、インターネット上にあふれるこれらの書き込みは隠語を使った薬物取引の誘い文句だ。「野菜」や「ガンジャ」は大麻、「手押し」は手渡し、「罰」はMDMAを意味する。

 厚生労働省によると、違法薬物事件の約7割を占める覚醒剤事件で警察などに検挙された人は微減傾向にある。昨年は2013年に比べて1000人以上減った1万30人だった。

 これに対して大麻やMDMAは一時期は減少したものの、増加傾向が続く。それぞれ昨年の検挙者は3762人と57人で、いずれも13年に比べて2倍以上だった。年齢別のデータがある大麻事件では、少年や20代の関与が著しく増えており、昨年は20代以下が検挙者の53%を占めた。

 ネットで容易に購入できる状況が背景にあることは捜査当局のデータからも読み取れる。警視庁少年事件課が昨年1月~今年6月に大麻取締法違反で検挙した少年100人以上の記録を分析したところ、ネット経由で知り合った売人や友人から購入した少年のうち6割が「入手は簡単」と話した。

 ほぼ全員が違法性を認識していたものの、半数は「害はない…

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