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「クイーンズ駅伝in宮城 第39回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会」(日本実業団陸上競技連合主催、毎日新聞社、TBSテレビ、宮城県など共催、東京エレクトロン特別協賛)が24日、宮城県を舞台に行われる。22チームが参加し、令和最初の「女子駅伝日本一」の座を懸けたレースに挑む注目選手を紹介する。(年齢はレース当日現在)
今年は大きな進化を遂げている。2月の全日本実業団ハーフマラソンで優勝すると、9月の全日本実業団対抗選手権の1万メートルでも日本勢トップの2位に入った。個人能力の高い選手が集まるチームでもエース格に成長した。
予選会もチームの1位通過に大きく貢献した。昨年の予選会は1区で区間賞に輝いたが、今年は各チームのエースが集まる3区で起用された。「(エース区間の3区は)初めてですごく緊張したけど、ずっと走りたいなと思っていた。それがかなって、うれしかった」。5位でたすきを受けると、落ち着いた走りでチームを首位に押し上げた。「絶対に先頭で次に渡したいと思っていた。それができたのは最低限よかった」
宮城・常盤木学園高から東洋大を経て入社3年目。急成長の要因について、野口英盛監督は「故障が少ない。ハーフマラソンとか一つ一つの目標をかなえられているので、どんどん前向きに取り組めている」と語る。加えて、予選会後も「全然満足できない」と自己評価が厳しかったように、向上心が高いのも長所だ。
冬には初マラソンに挑戦する予定という。「今季はマラソンをやりたいという目標が一番にあるので、それに向かって頑張れている」。その前に控えるのが全日本大会。昨年は1区で6位と上々の走りを見せたが、今年は予選会と同様にエース区間の3区を希望する。「クイーンズ駅伝はもっと強い選手がいる中で戦わないといけない。その中で自分の力を出し切って、チームに貢献できる走りをしたい」
チームは3年連続10位。4年ぶりの8位以内とシード権獲得を目指し、地元・宮城で成長した姿を見せる。【新井隆一】
※「サンデー毎日増刊 大会公式ガイドブック」より
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