連載

理の眼

ジャーナリストの青木理さんのコラム。権力を監視する眼が光ります。大阪本社版夕刊連載。火曜日更新。

連載一覧

理の眼

また同じパターンか=青木理

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷

 「桜を見る会」をめぐる問題はまだまだ疑問が山積みです。

 まず、公費で催す会に招かれた何百人もの首相後援者らにどんな「功績、功労」があったのか。招待者名簿は本当に「廃棄」してしまったのか。「前夜祭」と称して同じ後援者らを招き、著名ホテルで開いたパーティー費はあまりに格安であり、首相側が不足分を補填(ほてん)したのではないか。もしそうなら公選法が禁ずる有権者への「寄付行為」にあたるのではないか。

 逆にホテル側が「首相だから」という理由で異例の格安パーティー開催に応じていたなら、これはホテル側による不当な利益提供や便宜供与にあたるのでは。また、首相側が参加者を取りまとめたパーティー開催に伴う金の収支は本来、政治資金収支報告書に記載するべきものではないのか……。列挙すればキリがありません。

この記事は有料記事です。

残り615文字(全文961文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集