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街角から

宝の山 中国総局・赤間清広

書店のおすすめコーナーに平積みされる「人間失格」「吾輩は猫である」などの翻訳本=北京市内で2019年11月14日午後、赤間清広撮影

 東野圭吾、村上春樹、宮部みゆき――。日本の小説の出版ブームが続く中国で、今度は日本の古典に注目が集まっている。書籍ネット販売大手「当当網」によると、太宰治の「人間失格」は今年2月以降、計6回も月間総合販売ランキングでトップに立った。

 北京の書店を訪ねると、書棚には「吾輩は猫である」(夏目漱石)、「羅生門」(芥川龍之介)、「痴人の愛」(谷崎潤一郎)などがずらり。枕草子や古事記の翻訳本もそろう。「人間失格」は10種類近い翻訳本があった。

 ブームの背景は何か。中国メディアは「中日は文化的な背景が共通しており、作品世界をより深くイメージしやすいため」などと分析。「人間失格」については「人生に閉塞(へいそく)感を覚える多くの若者が共鳴した」との見方もある。だが、それだけではなさそうだ。出版業界に詳しい関係者が言う。「ビジネスとして、日本の名作を扱うメリットも大きいのです」

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