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外国人向けに台風の「緊急速報メール」翻訳やSNSで情報発信 栃木・ネパール出身男性

フェイスブックで緊急速報メールをネパール語などに訳して発信したルイテル・マヘスさん=栃木県栃木市で2019年10月20日、萩原桂菜撮影

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栃木市の緊急速報メール(写真下)を英語とネパール語に訳したフェイスブックの文面

 台風19号で大きな被害を受けた栃木県栃木市で人材派遣会社を経営するルイテル・マヘスさん(33)は、台風接近時に自治体の緊急速報メールを英語とネパール語に翻訳し、フェイスブックで外国人向けに発信した。多言語で災害情報を発信する自治体はほとんどなく、マヘスさんのようなボランティアが国内に住む外国人を支えている。【萩原桂菜】

 マヘスさんは2009年にネパールから来日。日本語学校や白鷗大大学院で学び、15年に現在の会社を設立した。知人の通訳を務めるなど人脈が広く、県国際交流協会に依頼され、災害時に外国人に情報提供などをするボランティア「外国人キーパーソン」に登録している。

 今回は、台風の接近前から天気予報や避難の注意点などを翻訳し、フェイスブックで流し始めた。最接近した先月12日午後には栃木市の緊急速報メールを翻訳して避難を促し、台風が去った後には被災地の写真や法律相談会の情報などを投稿した。

 県内に住む外国人は昨年末時点で約4万人。マヘスさんは「日本語が分からない人も多い」と感じている。台風後にあったネパール出身者の集まりで、小山市のカダカ・サヤモさん(38)は「外国人は車を持っていない人も多い。電車が止まった時、家まで帰るにはどうしたらいいか教えてほしい」と話していた。

 ただ、県内でマヘスさんのようなキーパーソンに登録しているのは現在31人にとどまっている。マヘスさんは「情報発信は頑張ったが、個人の力では限界もある。行政には外国人のニーズを聞いてほしい。自分もできることを協力したい」と語っている。

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