海洋研究開発機構などのチームは20日、約1100万年前に巨大な小天体が地球に衝突したとみられる痕跡を小笠原諸島・南鳥島沖の深海の底で発見したと発表した。衝突したとみられる時期は多くの種類の生物が絶滅したと言われているが、原因は特定されておらず、この衝突が絶滅を引き起こした可能性があるという。
チームは2014年、レアアース(希土類)の調査のため、南鳥島の南約150キロの海域で筒状の装置を海底に突き刺して地層の泥を採取。分析したところ、オスミウムやイリジウムといった希少金属の濃度が異常に高い層を偶然発見した。
さらに詳しく調べると、その層ができた年代は約1100万年前で、天体が衝突した時に作られる特有の鉱物…
この記事は有料記事です。
残り350文字(全文657文字)
毎時01分更新
ドイツのメルケル首相は6日、第二次世界大戦中のナチス・ドイ…
中国の電子商取引(EC)最大手「アリババ集団」の創業者、馬…
小泉進次郎環境相は6日、環境省と厚生労働省が入る中央合同庁…