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黄金世代を追え

豊昇龍、豊ノ島転がし連敗3で止める 琴勝峰は勝ち越しに王手

豊昇龍(左)は豊ノ島を破って連敗を3で止め、白星を先行させた=福岡市の福岡国際センターで、野村和史撮影

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 大相撲九州場所11日目の20日、元横綱・朝青龍のおい、豊昇龍(20)が関取最年長の元関脇・豊ノ島(36)を破り、連敗を3で止めた。

 立ち合いで右上手を引き、投げを打って豊ノ島を転がした。「早く取るのではなく、落ち着いて相撲を取ろうと思った。狙い通りに取れて良かった」と振り返った。豊ノ島について「おじさんとも対戦したことがある。勝っても負けても勉強だと思った。まっすぐ当たらせてくれてなかった。うまいですね」と話した。

若元春(手前)の攻めを懸命に残す琴勝峰。逆転の突き落としで勝ち越しに王手をかけた=福岡市の福岡国際センターで2019年11月20日午後2時50分、野村和史撮影

 一方、敗れた豊ノ島は「こっちが勉強させられた」と悔しさをにじませた。豊昇龍については「(朝青龍に)雰囲気は似ている。力も強いし、懐も深い。投げも思い切りがいい。押せる力がついてくればいいのでは。関取として対戦できてうれしい」と話した。

 豊昇龍と同学年の琴勝峰(20)は若元春(26)を逆転で破って4連勝。勝ち越しに王手をかけた。攻め込まれて土俵際を回り込み、背中を大きくのけぞらせて残ったところで相手がバランスを崩し、突き落としが決まった。佐渡ケ嶽部屋の兄弟子の元大関・琴奨菊がかつて仕切り前に見せていた「琴バウアー」をほうふつとさせる反りで粘り、「無我夢中だった。体が勝手に動いた」と振り返った。

 琴勝峰と埼玉栄高で同学年だった幕下の東4枚目・塚原(20)と東7枚目の納谷(19)はともに3勝3敗とした。

千代ノ皇(左)を破り3勝3敗とした納谷=福岡市博多区の福岡国際センターで2019年11月20日午後2時11分、藤田健志撮影

 元横綱・大鵬の孫、納谷は関取経験者の千代ノ皇(28)を寄り切りで破って3連敗を免れ、勝ち越しへの可能性を残した。「負けたら終わり。気合が入ります」と話した。

千代鳳(左)に敗れ、3勝3敗となった塚原=福岡市の福岡国際センターで2019年11月20日午後2時45分、野村和史撮影

 塚原は元小結・千代鳳(27)に押し出され、完敗した。「突きたかった」という狙い通りにはいかず、相手の低い体勢からの攻めになすすべなく土俵下に落ちた。関取復帰目前の西筆頭の実力者に、執念で上回られた。

 幕下の納谷、塚原にとって次の7番相撲は勝ち越しが懸かるだけでなく、今年最後の一番でもある。納谷は「いい相撲を取って締めくくりたい」と話した。【村社拓信】

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