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孤高勇士嬢景清 胸打つ吉右衛門の嘆き=評・小玉祥子

中村吉右衛門の景清=国立劇場提供

 源平の合戦で源氏方が勝利して後の平家の勇将、悪七兵衛景清の顚末(てんまつ)を描く。「大仏殿万代石楚(ばんだいのいしずえ)」「嬢景清八嶋日記」より。国立劇場文芸研究会補綴(ほてつ)。

 景清(吉右衛門)は、東大寺の大仏再建の落慶供養の日に頼朝(歌六)を襲うが命を助けられ、自身で目を突き、盲目となって旅に出る。景清の生き別れの娘、糸滝(雀右衛門)は、日向国に住むという父に与える金を作るため、遊女屋に身を売る。

 「東大寺大仏供養」では、襲い来る僧兵たち相手に激しく立ち回る景清の勇猛ぶりが印象付けられる。吉右衛門が重盛の恩に報いようとする一徹ぶりを示した。歌六が頼朝の知と情を兼ね備えた姿を見せ、歌昇の三保谷が血気盛んさを感じさせた。

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