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 業界最大手の広告代理店が赤字化したというニュースが最近ネットで話題になった。赤字化のニュース自体は8月に経済紙などで流れていたので、実は目新しい話ではなかった。しかし、ある経済評論家が最近ツイートし、それで多くの人が知ったというわけだ。

 何より感慨深いのは、広告業界とマスメディアがタッグを組んで作った最強のビジネスモデルで昨今のネットによる経済モデルの激変に抵抗できていたのに……とうとうその抵抗にも限界が近づいているということ。そしてそう感じさせるニュース自体が、マスメディアで広がらずに、個人のツイートで一気に広まる――そのこと自体が時代の変化を象徴しているという、経緯の皮肉さだろう。

 経済の基本は生産者から消費者への流れ。流れる商材としては物品と同程度に情報が重要。物品の流通でも「注文」から「在庫台帳」「納品書」までの適切な流れがなければ不可能。その意味では、情報の流れこそが経済を形作る最重要ファクターともいえる。その流れがインターネットの普及で大きく変化した以上、経済全体も大きな影響を受けるのは必然だ。

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