郵政側、NHK会長に「強力な指導」文書で念押し かんぽ報道めぐり

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参院予算委員会でかんぽ生命保険の不正販売を追及したNHK番組を巡る問題について答弁する日本郵政の鈴木康雄上級副社長=国会内で2019年10月15日午後2時40分、川田雅浩撮影
参院予算委員会でかんぽ生命保険の不正販売を追及したNHK番組を巡る問題について答弁する日本郵政の鈴木康雄上級副社長=国会内で2019年10月15日午後2時40分、川田雅浩撮影

 かんぽ生命保険の不正販売を報じたNHK番組を巡り、日本郵政グループの要求を受けたNHK経営委員会が昨年10月に上田良一会長を厳重注意した問題で、国民民主党など野党は21日、郵政側からNHK側に送られた抗議文5通を公開した。鈴木康雄・日本郵政上級副社長が昨年11月6日、NHK側に「経営陣による番組の確認」を求めて番組制作へのけん制と受け取られかねない発言をしたことが判明しているが、直後の11月13日に郵政グループ3社長も、上田会長宛てに局内への「強力な指導」を念押しする文書を送っていたことが分かった。

 文書は21日の衆院予算委員会の筆頭理事間協議で、野党の求めに応じて与党側が示し、野党が記者会見で公表した。このうち昨年11月13日付の上田会長宛て文書では、NHKの放送部門トップの木田幸紀放送総局長が同月6日に、元総務事務次官の鈴木氏に届けた会長名の謝罪文をもって「(一連の抗議は)一区切りとする」としながらも、「ガバナンス(統治)体制の一層の強化が必要」と要請。3社長が鈴木氏とともにグループを挙…

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