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黄金世代を追え

琴勝峰が勝ち越し 豊昇龍は勢にはね返される

水戸龍(左)を押し出しで破って勝ち越しを決めた琴勝峰=福岡市の福岡国際センターで2019年11月21日午後2時49分、村社拓信撮影

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 大相撲九州場所12日目の21日、新十両で注目株の琴勝峰(20)は水戸龍(25)を破り、5連勝で勝ち越しを決めた。自身より26キロ重い185キロの相手を立ち合いから一気に押し込み、そのままの勢いで土俵外に押し出した。「張ってくることを警戒して、頭を早く突き出した。ひるまずに前に出続けられた」と満足げに振り返った。

 6、7日目に連敗を喫した時は「上半身だけに力が入っている。下半身も使わないと」と暗い表情で話していたが、8日目から破竹の5連勝。「リラックスするように努めたら、肩の力が抜けて相手のことが見えるようになった」と一皮むけた様子だ。新十両とあって、15日間相撲を取り続けるのは初めて。12日目を迎えて「やっとか、という感じ」と本音をこぼすが、「気を抜いて甘い相撲にならないように、残り3番、強く当たる相撲で、1番ずつ取り切っていく」と話した。

元関脇の勢(手前左)に一気に押し出された豊昇龍=福岡市の福岡国際センターで2019年11月21日午後3時19分、村社拓信撮影

 琴勝峰と同学年で元横綱・朝青龍のおい、豊昇龍(20)は、幕内41場所で敢闘賞4回の元関脇・勢(33)に敗れた。6勝6敗で星は五分に戻った。

 「立ち合いはよかった」と豊昇龍。しかし、相手のまわしを探りに行ったところで上体を浮かされ胸を押されて押し出された。「動き、立ち合いの圧力、すべてにおいて相手が強かったですね」と敗北をかみしめた。

 勢は初対戦の豊昇龍について「若いし、強いし、相撲がうまい。新星だ。一気にいって、速く勝負をつけないと、思った」。実績のある勢に挑戦をはね返された形の豊昇龍は、「気にしない。持ち味のスピードを生かして、あと3日頑張ります」と前を向いた。【黒川優】

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