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台風被害の宝来屋、再開 ハンガリーに商品輸出 みそや甘酒など /福島

操業再開した宝来屋本店の工場=福島県郡山市田村町金屋で

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 台風19号で大きな被害を受けたみそや甘酒などを製造販売する宝来屋本店(郡山市田村町金屋)が操業を再開し、18日にはハンガリーに商品を輸出した。7月の同国への初輸出が好調だったため、第2弾の出荷となった。【笹子靖】

     コイの食文化が共通することを縁にハンガリーと交流を深めている郡山市と、日本貿易振興機構(ジェトロ)福島が昨年度、共同で地域産品の販路開拓支援事業を実施。この事業に同社が参加して、ハンガリー輸出の商談がまとまった。第2弾ではしょうゆやみそ、甘酒など6品目を出荷した。

     欧州では日本古来の発酵食品への関心が高く、初輸出した商品はハンガリーの高級スーパーで販売された。輸出はパリの卸会社を経由しているため、EU圏内にも商品が流通しているという。

     宝来屋本店は郡山中央工業団地に本社と工場があり、阿武隈川の氾濫で浸水。設備や大豆などの原料が水につかって製造ラインがストップしていたが、11日に操業を再開した。柳沼広呂人社長は「想像を絶する光景だったが、社員総出で復旧を目指して夢中だった。今後も取引先とのコミュニケーションを大切にして、欧州への輸出を続けたい」と話している。

     市産業政策課の調査によると、郡山中央工業団地会加盟の132社のうち、これまでに123社が台風19号の被害を受けたと回答した。このうち81社の被害総額は計308億3080万円。まだ被害額を算出できない企業があるほか、団地会非加盟の企業も約120社あるため被害はさらに拡大するとみられている。

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