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紀州発掘物語

/12 中飯降遺跡(かつらぎ町) 国内屈指の竪穴建物跡 /和歌山

京奈和自動車道の真下に移設復元されている大型竪穴建物跡=かつらぎ町中飯降で、山成孝治撮影

 今から約4000年前の縄文時代後期初めごろに建てられた大型竪(たて)穴建物跡四つが見つかった、かつらぎ町の中飯降(なかいぶり)遺跡。竪穴建物跡は全国でも指折りの大きさで、大規模開発計画が持ち上がるも保存された経緯があり、保存のあり方を考える上でも貴重な遺跡となっている。

 遺跡は、京奈和自動車道の高野口―紀北かつらぎインターチェンジ(IC)間の整備工事に先立つ発掘調査で見つかった。調査は県文化財センターが担当し、2008年3月からの1年間の調査では、円または楕円(だえん)形で直径15メートル前後、床面積150~180平方メートルの規模の建物跡三つが確認された。09年9月~10年1月の調査で、さらに一つが見つかった。

 遺跡の保護・破壊を巡るせめぎ合いは20世紀後半、全国的に起きた。保護を訴える市民の声が高まっても多くが破壊された。21世紀に入ってからは、文化財保護の理念の浸透もあり、保存されるケースも増えている。

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