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ふくおか探索

筑紫野市「福岡共同公文書館」 「公文書」一元保管、公開 全国唯一、県と市町村が共同設置・運営

各自治体から送られた資料を保管庫に収める職員

 全国で唯一、県と市町村が共同で設置・運営している公文書館が筑紫野市にある。まちの都市計画や統計資料、明治時代の議事録など膨大な資料を保管、公開している。いま何かと話題の「公文書」の取り扱いはどうなっているのか。収蔵庫などを案内してもらい、内部を探った。【浅野孝仁】

 福岡共同公文書館は2012年11月に開館し、鉄筋コンクリート造り一部4階建て。既に公文書館機能の施設を持つ福岡市と北九州市を除く県内58市町村と県が共同で運営する。建物は資料の劣化防止のため二重屋根、二重窓、二重壁の厳重な構造で、温度は22~25度、湿度は55%前後に徹底管理されている。館内に運び込まれた資料は虫食いを防ぐため特殊な薬品で薫蒸してから保管。文書保存庫の面積はテニスコート約10面分にあたる2516平方メートル。一面に並んだ書架の総延長は長さにして26・4キロあり、80万冊以上の文書を収蔵することができる。県と市町村が共同するメリットはコスト削減のほか、県内の公文書が体系的・一元的に保存され、活用しやすくなるという。

 公文書館は05年、県内外の有識者から公文書館設置の要望書が県に提出されたことなどを受けて設立した。18年度末時点で明治期から現代までの資料を累計で11万5000冊あまり受け入れている。佐藤史文副館長は「公文書は歴史を知ることや地方自治、住民自治を検証する重要な資料で我が国に必要なもの」と力を込める。

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