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「もっと仲良く」GSOMIA失効回避に各地で安堵の声

GSOMIAの継続について記者団の質問に答える安倍晋三首相=首相官邸で2019年11月22日午後6時32分、川田雅浩撮影

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 韓国政府から22日、継続する方針を伝えられた日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA、ジーソミア)。23日午前0時の失効期限ギリギリの回避に、東京と大阪のまちでは安堵(あんど)と、関係改善を求める声が上がった。

 韓国料理店がひしめく東京・新大久保。韓国の雑貨を扱う店で母親と買い物をしていた東京都葛飾区の高校2年、安蒜(あんびる)夏寧(なつね)さん(17)は「失効が回避されてよかった」と喜び、両国の関係改善に期待を寄せる。

 ニュージーランドでこの夏、韓国人の家庭にホームステイした。その時に日本に批判的な韓国語のニュースを見たが、ホストファミリーからは「政治的なことと、私とあなたの人間関係は別だ」と気にしないように言われた。

 しかし帰国後、ジーソミアについて韓国に対し厳しいニュースが流れていて不安になった。「たたき合うことは悲しいのでやめてほしい」と述べた。

 屋台で働く女性(60)は「正直ホッとしている。政治家はお互いにもっと仲良くしてほしい」と話した。

 ニュースをドキドキしながら見ていたという大阪市に住む在日3世の男性(45)は「日韓両国が譲り合う姿勢を示せば、国際社会からの評価も高まるはずだ」と胸をなで下ろした様子。同市生野区のNPO法人・多民族共生人権教育センターの文公輝(ムンゴンフィ)事務局長(51)は「今回の判断を歓迎したい。両国の対立の応酬がエスカレートしないことを期待したい」と語った。【石川将来、信田真由美】

◇「朝鮮通信使」立ち寄りの島でも安堵

 江戸時代の外交使節「朝鮮通信使」が立ち寄った福岡県新宮町の相島(あいのしま)で通信使の歴史を紹介している「相島歴史の会」の事務局長、今村公亮(こうすけ)さん(74)=同県春日市=は「良かったねえ」としみじみ語る。今村さんは朝鮮王朝から200年以上にわたり江戸幕府に派遣された通信使の歴史に触れ「長い歴史の中で築いてきた両国の英知を結集し、問題解決を図ってほしい」と期待した。【中里顕】

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